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経営アーカイブ

事業継承は社長の仕事

中小企業経営者の年齢は66歳前後がピークで、今後5年間で30万人以上の経営者が70歳以上となるとされています。多くの企業が事業継承のタイミングを迎えますが、事業継承には5-10年という長期間の準備が必要です。後継者の育成を考えると、社長が60歳を超えたなら、事業継承の準備に取り掛かりましょう。

クレジットカード加盟店に安全対策を求める改正割賦販売法

近年、サイバー攻撃によるカード情報の漏えいやカードの不正利用等が増加しています。その対策として、昨年12月、割賦販売法が改正されました(平成30年6月施行)。クレジットカードを取り扱うすべての加盟店(販売業者)に、カード決済端末のIC対応化など、セキュリティ対策の強化が義務づけられます。

早期経営改善計画とは

中小企業が資金繰りや採算管理の経営改善などに早めに着手できるように認定支援機関(税理士等)の助言を受けながら自社の「早期経営改善計画」を作成できる国の制度が開始(5月29日より)されました。この制度には、経営者自身が自社の現状と課題に真剣に向き合うことで、どんな状況の変化にも対応できる強い会社づくりに取り組んでもらおうというねらいがあります。

小規模事業者の商圏拡大・売上増加要因

中小企業庁は、全国約325万の小規模事業者の事業活動の実情を調査・分析した「2016年版小規模企業白書」を公表しました。同白書では、人材・資金に制約があり、商圏・商品・サービスが限定され、価格競争やリスク対応力の弱い小規模事業者であっても、商圏拡大、IT活用、経営計画の作成によって売上拡大の可能性が十分にあると示唆しています。