miyachannel
ランチでかつ丼にするか天丼にするかで悩んだ。かつ丼を選んで失敗した。
翌日、「昨日はかつ丼で失敗したから今日は天丼にしよう」こんな判断をしていませんか?
このような判断を「具体の横滑り」と言います。
隣の赤いフリースが売れているから今度はウチも赤を仕入れてみよう、とか。
隣の具体へ飛ぶことで問題解決をしようとする。キョロキョロと周りを見渡して目まぐるしく方針を変える。いつまでも原理原則を確立できす、ぶれ続ける。
大切なのは、なぜかつ丼をますいと思ったのか、なぜ赤いフリースが売れているのか、例え身近なことでも常に「なぜ」を考える。
かつが玉子で綴じられ、こはんと一体化していたからか?自分はトッピングとこはんがきっちり分かれている方が好きかもしれない。
「なぜ」と言う問いを立ててがら別の策を試みているかどうか、です。
具体の横滑りではなく、一旦「なぜ」からスタートして問顆を抽象化して判断根拠を考える。
身近な日々の小さな判断においてあたかも呼吸するかのように「具体と抽象(原理原則)の往復運動をする」ことが優れた経営者への近道です。
(引用:「模倣の経営学」井上達彦著日経BP社)
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