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職業体験やショッピングを仮想空間で再現!?広がるメタバース

2022年11月28日

コロナ禍でオンラインでのやりとりが多くなり、そのなかで注目されてきたものがメタバース(仮想空間)です。子ども向けの職業体験や、ショッピングなど様々なことがメタバース上で展開されています。

メタバースって何?

メタバースはインターネット上につくられた仮想空間のことで、アバターと呼ばれる自分の分身をつくって、その空間に参加します。2021年10月にアメリカのフェイスブック社が社名を「Meta」に変更するなど、ビジネスにおいても注目が集まっています。

アバターでの職業体験

para1rea1株式会社(福岡県福岡市)では親子でメタバースを体験できるイベントを開催しています。このイベントでは、スマートフオンで自身のアバターを作成し、ショップ店員やクリエイターなどメタバース上で職業体験を行うことで、メタバースヘの理解を深め、次世代のクリエイターの創出を促進させることを目的としています。同社ではこのイベントの他にも、メタバース上でコミュニケーションをすることができるVR体験型学習イベントも開催しています。

仮想空間に商店街をオープン

松江商工会議所、出雲商工会議所、一般社団法人島根城下町食文化研究会は2022年5月にメタバース内で買い物を楽しむことができる「しまね縁結び商店街」をオープンしました。参加者は専用のアプリをインストールして、自身のアバターを作成し、パソコンやスマートフォンなどから参加することができます。出店企業は、自社のブースで商品の説明や販売ができるようになっています。また、商品の展示・説明の場だけではなぐ商店街”として機能させることにチャレンジしているため、観光や、暮らしに関する相談など、商談だけでなく様々なイベントも開催しています。
この「しまね縁結び商店街」に出店している島根銀行(島根県松江市)はメタバース上で取引先の販路拡大や、ビジネスマッチングすることを目指し、出店している取引先を支援しています。今後は企業支援だけでなく、金融商品の販売促進も行っていく予定です。