miyachannel
焼肉やステーキ、しゃぶしゃぶ…そのお肉が近い将来、大豆ミートや培養肉などの「代替肉」に変わる日が来るかもしれません。最近は、スーバーマーケットやコノビニエンスストアなどで代替肉を見かけることが多くなってきました。
代替肉が注目されている背景には、人口増加による食糧危機があります。外務省の資料によれば、世界の人口は、現在の約77億人から、2050年には約97億人まで増加し、これに伴い、1人当たりの肉類消費量も増加し、飼育用の穀物消費量も食用を上回るペースで増加すると予想されています。さらに人々の健康志向の高まりや環境問顆への意識の高まりもあり、代替肉市場が拡大しているのです。
代替肉の定番ともいえるのが大豆ミートです。これは、大豆からタンパク質を取り出し、繊維状にして肉に近い食感に仕上げたものです。スーパーやコンビニだけでなく、カフェやハンバーガーショップでも定番として一定層の顧客の支持を得ています。アスリートや健康志向の高い人にとっても植物由来のお肉は身体の心配をせすに摂取できると支持されています。最近では、焼肉のカルピやハラミに大豆ミートのメニューを掲げ新たなチャレンジをしているお店もあります。今後はさまざまな料理に大豆ミートが使われることでしょう。
代替肉には、動物の細胞を体外で培養して、食べられる大きさまで成長させた培養肉もあります。植物由来の大豆ミートに比べて、味や質感も限りなく本物に近くなりますが、作るためのコストが非常に高く、まだまだ研究段階のものがほとんどです。日本では大手食品メーカーが、ステーキ肉の開発を進めていたり、霜降り肉の製造に取り組む研究者もいます。
近い将来、代替肉が食卓に並ぶことが当たり前になるかもしれません。
T&A税理士法人
〒194-0013
東京都町田市原町田3-2-1 原町田中央ビル5F
TEL : 042-720-3120