MENU

福耳通信

miyachannel

HOME > 福耳通信 > 靴下の神様の遺言

靴下の神様の遺言

2022年4月 4日

「いい靴下は噛めばわかる」と話し、やってみせたのが靴下専業メーカー、タビオの創業者で会長の故越智直正氏でした。靴下の弾力を確かめるのは噛むのが一番。ただそれには呼吸を止め一定の力で噛み続けなければいけない。若き日の越智会長は洗面器に顔をつけて息を止める練習をしたそうです。そんな「靴下の神様」からのメッセージです。

「経営」と言う言葉はもともと仏教用語です。禅寺に行けばわかります。 座禅を組んでいる時に、 警策で肩をたたかれ「しっかり経営しなさい」と言われます。

「経営」とは経(きょう)=人生の奥義を営むことです。お経はお釈迦さんがいかに生きるべきか、人間の生きざまを説いたもの。人間の生き方を実践するのが経営で、経を営む者が企業経営者なのです。

人生で起こる問題は、「どうにかなるもの」と「どうにもならないもの」の2つしかない。
どうにかなるものはどうにかする勇気を、どうにもならないものは受け入れる冷静さを持てばいいのです。
なんだかんだ言うても経営は真剣にやらないけまへん。社長が一生懸命にやっとることがね、社員の一番の励みになりますねん。頭の良し悪しなんか関係ない。ベストを尽くすこと。
たったこれだけのことを言いたかったんですわ。みなさんも頑張ってくんなはれよ。