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「NISA」「iDeCo」ってどんな制度!?

2022年2月28日

税制優遇を受けながら中長期的な資産運用を行う方法として「NISA」や「iDeCo」があります。
ここでは、改めて「NISA」と「iDeCo」の制度のポイントを見ていきます。

「NISA」は株式•投資信託の配当所得や譲渡所得が非課税に!

「NISA」とは、少額投資非課税制度のことで、「一般NISA」と「つみたてNISA」の2種類があります。現在、株式や投資信託にかかる配当所得や譲渡所得には20.315%の税率が適用されています。しかし、「NISA」
を活用すると、一定金額の範囲内で購入した金融商品(株式や投資信託)の配当金や分配金、譲渡益にかかる税金が非課税になります。つまり、「NISA」の運用期間内(「一般NISA」は5年、「つみたてNISA」は20年)であれば非課税で資産を運用することができる制度です。さらに、「一般NISA」で形成した資産については、5年閻の期間終了後も翌年以降の非課税投資枠に移すこと(ロールオーバー)が可能です。

「iDeCo」は老後に備える年金制度

「iDeCo」は、個人型確定拠出年金制度のことで、毎月自分が決めた掛金(右表参照)を運用し、資産を形成する年金制度です。掛金を全額所得控除できるうえ、運用益は非課税になります。年金の受取時(60歳までは原則として受給できません)には、「一時金」か「年金」での受け取りを選択でき、どちらも控除(退職所得控除、年金所得控除)の対象となります。
20-60歳未満のほぽすべての人が加入でき、就労状況に応じて掛金の上限額が変わります。
なお、「NISA」は令和6年、「iDeCo」は令和4年5月に制度改正が予定されています。