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「新しい生活様式」でも手洗いの重要性は変わりません

2020年8月31日

カテゴリ: コラム

緊急事態宣言の全面解除を受けて、休業要請が緩和され、営業を再開するところが増加しています。しかし、手洗いの重要性は変わりません。ウイルスや病原菌の「運び屋」ともいわれる手を、清潔に保つことが感染予防につながります。

なんで手洗いがそんなに重要なの?
ウイルスや病原菌の主な感染経路の1つは接触感染です。たとえば、ウイルスに感染した人が咳やくしゃみを手で押さえ、その手でドアノブや電車のつり革などを触ると、そこにウイルスが付着し、一定期間残存します。それを他の人が触り、そのまま顔を触ると目や口、鼻といったところからウイルスが体内に侵入してしまうのです。
顔を触らなければよいと思うかもしれませんが、人は1時間に平均23回も顔を触っているという実験データも報告されています。無意識に顔を触ってしまうので、手洗いによって手を清潔にしておくことが重要というわけです。

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どのくらい効果があるの?
水でl5秒洗うだけでもウイルスの残存率を約1%に下げることができ、石けんやハンドソープを使えば、0.01%以下にまで下げることができます。ただ、過度な手洗いやアルコール消毒液の多用は、必要な皮脂などまで落とすことになり、手荒れにつながることがあります。手荒れがひどくなると、傷口からさまざまな病原体が侵入するリスクが高くなってしまいます。洗いすぎに注意しましょう。夏は細菌性の食中毒も発生しやすい季節です。しっかりと手を洗って自分の身体を守りましょう!

●手洗いの時間・回数による効果
手洗いの方法ウィルス残存率(残存数)
手洗い無し 100%(100万個)
流水で15秒手洗い 約1%(約1万個)
ハンドソープで60秒もみ洗い後、流水で15秒すすぎ 約0.01(数百個)
「ハンドソープで10秒もみ洗い後、流水で15秒すすぎ」を2セット 約0.001%(数十個)