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日常業務を"手入れ"する

2019年8月 5日

「手入れ」「手を入れる」という言葉は、もともと植木屋の用語で、植え込みの中に手を入れて、枯れ葉や小枝、ゴミなどを取り除いて綺麗にする作業のことを言います。植え込みの中に手を入れると、枝やトゲで手は傷だらけになり、当然、痛みが伴います。だからといって手を抜いて、この作業をやらないと、やがて植え込みがどんどん汚くなり、植木にも悪い影響を与えてしまいます。
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日常の業務においても、「手入れ」が必要なところがないか、一度見直してみませんか。植え込みのように、一見、外から気づきにくいところほど、放って置きがちになります。見直す場合は、目的とその効果を明確にして、ゼロベースでやり方を見直すことも必要でしょう。

  • 従来の仕事の進め方に拘りすぎていないか
  • 無駄が多くて時間がかかりすぎている作業はないか
  • 3人を2人に、2人を1人になど人員を減らしても同じ効果が得られないか
  • 思い切って新しい方法(電子化、機械化)に変えることはできないか
  • 費用対効果を無視していないか

慣れ親しんだ作業の手順や方法を変えたり、人員を減らしたり、新しい機械やソフトウェアを入れたりすることは、痛みを伴います。でも、思い切って手を入れなければ、改善はできません。全社一丸となって「手入れ」をしてみませんか。
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