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健康は食事から!暑い夏こそ食卓にスパイスを

2018年7月23日

暑いからといって冷たいものばかり飲み食いしていると夏バテになってしまいます。インドなどの暑い国々は食事にスパイスを欠かせません。暑い夏こそ汗をかいて涼をとりましょう。

5000年の歴史を持つスパイスの様々な薬効
有史以前から人の生活に密接に関わり、食事や医療に取り入れられてきたスパイス。ピラミッド建設の労働者は強壮剤としてガーリックを食べていたといいます。また、古代インドでは、ナツメグを頭痛、熱病、口臭消し、整腸の医薬品として使われていたことがバラモン教の経典ヴェーダに記されているとのことです。
現代でも世界各国で親しまれ、様々な効能があることが科学的に証明されており、胃薬の原材料にはシナモン、クローブ、フェンネルなどが入っている程です。日本の国民食であるカレーもスパイスたっぷりで"食べる漢方薬"とも言われています。
いつもの食事にスパイスをプラスして、夏の健康管理に役立ててみてはいかがでしょうか。
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<夏の健康お悩み別 おすすめスパイス>
〇肝機能の低下...ビールの飲み過ぎや夏バテによる、肝機能の低下に⇒ターメリック・クミン(肝汁の分泌を促す)
※肝臓機能障害や鉄分制限がある人はターメリック(ウコン)の摂取に注意が必要です。

〇食欲不振...暑さで基礎代謝が下がり、食欲が落ちた時には⇒ナツメグ・ペッパー(食欲増進、消化促進)、クミン・アニス・レッドチリ(食欲増進、健胃)

〇不眠症状...日中に活動的になり過ぎて「交感神経」が優位になり、不眠になってしまったときには⇒シナモン・セロリ・バジル(代謝促進、発汗促進、血行不良改善)

〇夏太り...生活リズムが崩れ、かえって太ってしまわないように⇒カルダモン(脂肪燃焼)、レッドペッパー(脂肪燃焼、肥満予防)、クミン(脂肪燃焼、新陳代謝活性化)