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新元号はどうなる?改元が与える影響

2017年9月25日

天皇陛下の生前退位を可能にする特例法が公布され、譲位による改元が行われようとしています。新元号は何になるのか、改元の影響はどうかなど関心が集まっています。

繰り広げられる予想!新元号は何になる?
新元号は改元の約半年前に発表される見通しで、改元の期日として有力視されているのは2019年1月1日か4月1日ですが、まだ正式決定はされておらず、近々に先行して発表される予定とのことです。
これまでの元号名は「明治」の時のみ明治天皇が自らくじを引いて決めましたが、大正以降は学者等の有識者が3案に絞り、その中から決定されています。ちなみに、それぞれこのような候補がありました。「大正」...天輿・輿化 「昭和」...神化・元化 「平成」...修文・正化
新元号は表記で頭文字が被らないようにM・T・S・H以外の「安久」「安始」などではないかとの予想がネット上で繰り広げられています。

改元の影響とは?
今回の改元では天皇陛下即位のお祝いムードに列島が包まれ、記念セールなどで経済も活性化するでしょう。また、新元号元年の入籍カップルが増えることも予想されています。2000年のミレニアウム婚では前年比で約4万件も増えました。
今回もウェディング市場に好影響を与えるとともに、新しい住居など、新生活の必需品の需要も高まるかもしれません。
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数字で見る元号よもやま話

  • 元号は古代中国から伝来し、645年の「大化」が始まり。奈良時代には「神護景雲」など4文字ものもありました。
  • 次の元号は248番目。幕末までは、吉事や災異の際にも改元され、なんと2ヵ月余りで改元された例(「朱鳥」)もありました。
  • 「平成」は「史記」と「書経」の2つの中国古典が由来で「内外天地共に平和が達成される」という意味を持ちます。
  • 使用された漢字の数は合計72字。多い順に「永」の29回、「天」と「元」が27回、「治」が21回、「応」が20回です。さて、次はどんな漢字が使われるでしょうか。

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