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業務改善のための「ECRS」

2017年7月 4日

利益の向上、コスト削減などのために、「業務を改善したい」と考えても、「何から手をつければよいかわからない」ということはないでしょうか。生産管理の現場で活用されている「ECRS(業務改善の4原則)」の考え方は、様々な、仕事において活用できると思います。

「ECRS」は、英語の「Eliminate(排除)」、「Combine(統合)」、「Rearrange(再整理)」、「Simplify(単純化)」の頭文字で、「E→C→R→S]の順序で取り組むことで効果が上がるといわれています。

  1. E(排除):まず「なくすことはできないか?」を考えます。業務、工程、動作の中に、不要な事、二度手間など、なくせる作業がないか探してみましょう。

  2. C(統合):次は「一緒にできないか?」、合理化、効率化、省力化を考えます。複数の作業を一つに集約したり、組み合わせを変えたり、1箇所にまとめて作業するなどによって、効率化を図れないか検討してみましょう。

  3. R(再整理):3番目は「順序を変えられないか?」です。仕事の順序、手順を変えることで、全体の作業量の軽減、手間の削減ができないかを考えます。

  4. S(単純化):最後は「単純化できないか?」です。もっと省略、簡素にした方法で、同じ成果をあげられないか、考えてみましょう。

自社の業務の仕組み、個々の作業などを「ECRS]に当てはめて考えることで、改善のヒントが見えてくるのではないでしょうか。

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