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忘れていませんか?あなたの預金

2017年3月30日

金融機関で10年以上放置された預金を民間の公益活動に充てる休眠預金活用法が成立しました。忘れたままの預金口座はありませんか?

【休眠預金は年間1,000億円!】
休眠預金とは、金融機関に預金したまま、10年以上引き出しや預け入れの取引がない預金のことで、年間1,000億円(約1,300万口座)ほど発生し、そのうち預金者が現れて払い戻された分を差し引いても約600億円ほどが残っています。休眠預金口座の約90%は残高が1万円未満で、1口座当たりの平均残高は約6,500円です。
昨年12月に成立した休眠預金活用法は、金融機関に残る休眠預金をNPO法人や自治会など公益活動を行う団体への助成や融資に充てようというものです(2019年1月以降に発生する休眠預金から適用予定)。
同様の制度は、アイルランド、イギリス、アメリカ、オーストラリア、フランス、カナダ、韓国でも導入されています。
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【10年経っても払い戻してもらえる】
休眠預金活用法をきっかけに、ご自分の休眠預金が気になった方はいらっしゃいませんか?
休眠預金活用法では、10年以上入出金が行われていない預金(残高1万円以上については預金者に郵送通知が届かないものが対象)は、金融機関から預金保険機構に移管されることになります。ただし、休眠預金活用法では、預金者の利益を守る観点から、預金者の請求があれば、利息を含む全額を返済するとしています。
現在でも、ほとんどの金融機関では、何年経過した預金であっても、預金者からの請求があれば払い戻しに応じてくれます(口座のある金融機関にお尋ねください)。手続きには、預金通帳、キャッシュカード、届出印、本人確認書類の提示などが必要です。

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