元アサヒビール社長の樋口廣太郎氏が、社長在任時に社長へ宛てた「仕事十則」という教えがあります。自分は実践できているかという目線で読んでみると、いつの間にか忘れていた仕事への姿勢を思い出すかもしれません。

- 基本に忠実であれ。基本とは困難に直面したとき、志を高く持ち、初心を貫くこと。常に他人に対する思いやりの心を忘れないこと。
- 口先や頭の中だけで商売をするな。心で商売をせよ。
- 生きた金を使え。死に金を使うな。
- 約束は守れ。守れないことは約束するな。
- できることと、できないことをハッキリさせ、YES、NOを明確にせよ。
- 期限の付かない仕事は「仕事」ではない。
- 他人の悪口を言うな。悪口が始まったら耳休みをせよ。
- 毎日の仕事をこなしていくとき「今、何をすることが大事か」を常に考えよ。
- 最後までやり抜けるか否かは、最後の一歩をどう克服するかにかかっている。これは集中力をどれだけ発揮できるかによって決まる。
- 二人で同じ仕事をするな。お互いに相手がやってくれると思うから「抜け」ができる。一人であれば緊張感が高まり、集中力が生まれてよい仕事ができる。
会社全体が価値観を共有し、同じ方向で向いた組織は本当に強いと思います。社員と一緒に自社の「仕事十則」を作ってみてはいかがでしょうか?
11月16日15時より町田市文化交流センターで毎年恒例の事務所セミナー第14回を開催いたします。今年の会場は140名を収容できるホールですので、是非多くの皆様のご参加をお待ちしております。