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コンフォートゾーンという罠

2016年9月 1日

コンフォートゾーンという言葉をお聞きになったことはありますか。これは、居心地の良い場所という意味です。

例えば、ビジネスが好調なときほど、誰しも、コンフォートゾーンにとどまり、新しいことにチャレンジしなくなります。これは業界トップといわれるような企業ほどその傾向が強く、輝かしい成功を納めた有名企業ほど、成功体験が仇となって、環境変化に対する変革や挑戦を遅らせ、やがて衰退していった例が多くあるもの事実です。
企業が成長するためには、コンフォートゾーンの外へ出なければなりません。しかし、新たな挑戦は、不安に駆られる、失敗をする、など決して快適な場所ではなく、また居心地の良い場所に戻ってしまい、やがて、そこから抜け出せなくなるのです。これが「コンフォートゾーンという罠」なのです。

どの企業にも、多かれ少なかれ成功体験がありますが、成功体験はリピートできません。当事務所の行動10カ条の一つには、「迷った時は現状維持より未知のものに挑戦する勇気を持つ」とあります。
成功体験に安住することなく、コンフォートゾーンを一歩踏み出し、不安を乗り越えたところに、次の成長があると思いませんか。

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参考文献:「ターゲット ゴディバはなぜ売上2倍を5年間で達成したのか?」(ジェローム・シュシャン)

7月6日・7日の二日間「経理をもっと楽にするセミナー」を開催させて頂きました。ご参加頂いた皆様ありがとうございました。私たちも環境変化に対応し、新たな挑戦をして参ります。是非TKCのFinTechサービスをご活用頂き、経理事務の合理化を図っていきましょう!