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猫ブームが到来!

2016年6月27日

メディア、写真や動画サイトなどで猫が人気!
ネコノミクス(猫の経済効果)は2兆円越え!?
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SNSサイト(facebook,instagram,youtubeなど)が火付け役!?
ブームのきっかけは、SNSサイトで、かわいらいしい表情やしぐさを見せる猫の写真や動画がアップされ、「かわいい。癒される」など、その姿に魅了された人が急増したことにあるようです。
メディアでも、猫を使ったCMは、ここ1年で1.5倍に増え、映画も「猫なんか呼んでもこない」「世界から猫が消えたなら」をはじめ、今年は猫モノが多く公開されます。スマホゲームでも「ねこあつめ」「自猫プロジェクト」などが人気です。

書店では、猫の写真集や専門誌(「猫ぐらし」「猫びより」等)が並び、2,000冊の猫本を揃えた専門コーナーを設けた町の小さな書店は、売上が倍増し、全国から猫ファンが集まる聖地になっています
赤字に悩む地方鉄道では、猫の駅長が全国から客を集めました。
身近なところでも猫をモチーフにした雑貨などが人気を集めています。いまやネコノミクスは、2015年の1年間で2兆3,000億円ともいわれています。

ペット人気は、飼い犬から飼い猫にシフト
最新の統計(2015年10月時点)では、犬と猫の飼育数は、犬が約992万匹、猫が987万匹とされ、犬は2010年から5年間で16%も減少したのに対して、猫は2010年から2.7%増加しており、わずかですが増加傾向にあります。
犬人気の減少には、3世代世帯や夫婦と子供のみの世帯が減り、一人暮らしや夫婦のみの世帯やシニア層の増加などの社会構造の変化が主な原因といわれています。

日中、家を空けている世帯では、散歩が必要な犬よりも、一日の3分の2は寝ている猫のほうが飼いやすく、飼育費用も犬ほど掛からないといったことがあるようです。
犬に代わって猫が日本のペットの王座に就く日もそう遠くはないでしょう。