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迷い道

2021年12月 4日

カテゴリ: コラム

ひとつ曲がり角、ひとつ間違えて、迷い道くねくね♪私の世代には懐かしい78年のヒット曲、渡辺真知子さんの「迷い道」の一節です。2019年にリチウムイオン電池の開発でノーベル科学賞を受賞された吉野彰博士がこの曲について書かれていた記事からこ紹介します。

「迷い道」の歌いだしは「現在、過去、未来」です。「普通なら過去→現在→未来の順番のはすだが、なぜ入れ替えたのだろう」と、とても不思議に思っていた。すっと後になってふと思い当たった。「未来」は「現在」の延長にあるのではない、「未来」は「現在」からではなく「過去」まで遡って「未来」を見よ、と言っているのではないか。

リチウムイオン電池の研究はまさにそうだった。着手したときは今のように携帯電話や電気自動車が普及しているとは想像できなかった。だが、もう少し過去の時点に遡って考えると小型・軽置で繰り返し充電できる電池がいすれ生まれる必然があった。(日経新聞「私の履歴書」より)
「現在」から「未来」を見ようとすると、どうしても今の状況、今の感情に影響されやすく冷静な分析・判断が難しくなりがちです。特に今のようなコロナ禍においてはそう感じます。一度冷静に考えるためにも「過去」から考える。原理・原則に立ち戻り、本来あるべき姿を考える。先人の経験、知恵から学ぶ姿勢でありたいものです。

※12月29日(水)~1月4日(火)を年末年始休暇とさせて頂きます。
宜しくお願いいたします。