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0.01の法則

2021年9月 2日

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小学生の息子が小数を分数に、分数を小数に、と毎日宿題に取り組んでいます。
算数では、小数の0.01 を分数にすると1/100であり、10/1000,100/10000と同じであると教わります。当然です。
人生において成功する確率、あるいは運が良い確率があるとすると1/100も10/1000も100/10000も同じ確率0.01となります。「チャンスは皆平等」です。
一方で実際の人生においては運が良い人、ツイてる人がいます。算数ではない実際の人生においては、それぞれの分数は違う数字の意味になるのです。分子の数が幸運の数と考えると、人生に1回しか幸運が無い人(1/100)と10回(10/1000)、100回(100/10000)の幸運がある人がいるという事です。
何であの人は運が良くて自分は運が悪いのか、ではありません。分母に着目してみてください。100回幸運に当たる人は10000回の行動(チャレンジ)をし、9900回の失敗をしているに過ぎません。それだけ多くの行動をした結果100回の幸運に巡り合わせたという事です。失敗は成長の種、失敗をいかに次に繋げられるかが成長のカギです。0.01の成功確率は皆同じ。
不確実性の時代です。過去の延長に未来はありません。現状維持は衰退の始まりです。「検討」も大切ですが、やるべきことをリスクをとって行動してから「検証」しましょう。行動無くして何も生まれません。