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"お賽銭""お年玉"こんなところまでキャッシュレス

2020年2月27日

最近、買い物をしていると「○○ペイで」という声を聞くことが多くなりました。しかし、買い物だけでなく、意外なところでもキャッシュレスが進んでいます。事業者側にとってもさまざまなメリットが得られます。

もはやなんでもキャッシュレス化へ?!
ここ1~2年で急激に普及したキャッシュレスは、お賽銭やクレーンゲームなど予想をしていなかった分野にまで広がりを見せています。アプリの送金機能を利用することで、お年玉やご祝儀などに活用する人もいるようです。さらに、売店やコンビニなどの無人化も実店舗で実現してきています。

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キャッシュレスがもたらす事業者のメリット
レジの省力化(無人化)等で人件費を削減。
レジ締め作業が簡単になり、他の作業に時間を回せる。釣り銭間違いもなくなる。
店舗に現金がなくなるため、防犯対策にもなる
訪問集金などにおいて、回収率が高くなるうえ、担当者が現金管理をする必要がなくなる。

(例)
・新聞販売店が、購読料の訪問集金に導入している。集金時に現金以外の支払い手段にも対応できるようになった。
・工務店が個人宅で簡易な修理を行うときに、現場で現金を扱う必要がなく、事業者・顧客双方が便利になった。
・観光地のたい焼きがQRコード決済を導入している。顧客にQRコードにスマホをかざしてもらうだけなので、店側はお金に触れずに済むため、衛生的にも良いうえ、外国人観光客にも対応でき、混雑時の会計がスムーズになった。
・ゲームセンターが1回100円という価格設定を変更しやすくなる。など

決済手数料の負担はありますが、インバウンドの取り込みによる売上増や人件費削減など、キャッシュレスの世界は新たな展開の可能性を秘めています。キャッシュレスへの取り組み方を改めて考えてみてもよいのではないでしょうか。