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ニュートンも陥った相場の罠

2019年11月 1日

カテゴリ: コラム

「私は天体の動きは計算できるが、人々の狂った行動は計算できない」
これは天才科学者アイザック・ニュートンが株式市場について語った言葉です。ニュートンが生きた時代、イギリスでは株式市場が急速に発達し、多くの人々が売買に熱中していました。政府が売り出した100ポンドを超える暴騰をし、これに乗じた様々な実態の無い「泡沫会社(Bubble Company)」の株が売り出され、これらも急上昇します。これがバブルの語源となりました。

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天才科学者ニュートンも実は南海会社の株式投資で大損しました。早い段階で株式を購入していたニュートンは暴騰する過程で売却し、ある程度の利益を上げました。ところが、その後も株価は上昇を続けたため「まだ上がる」と買い直します。そこが、株価の天井でした。株価が急落する中でさらに買い増し、ニュートンの損失額は現在の価値に換算すると約4億円とも言われています。
人間の不合理な行動は、ニュートンでも計算できない深い人間心理によるものです。人間心理において確実な損失は非常に嫌なもので、リスクを選びがちになります。事業における「損切り」も非常に難しいものです。新規事業等においては明確な「損切りポイント」を定めリスク管理システムを構築することが大切です。
10月の経営支援セミナーには多数の皆様にご参加頂き誠にありがとうございました。2020年からはT&A税理士法人として原町田中央事務所、立川事務所でより皆様をサポートできる体制を整えて参りますので、何卒宜しくお願い致します。