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「無人店舗元年」到来、どうなる未来の小売店!?

2018年4月27日

キャッシュレス化の流れや人手不足解消・労働時間短縮を背景とした、無人店舗の導入が注目されています。従来のセルフレジと違った、レジも店員の姿も無く、現金すら使われていない店舗が、世界各国で続々登場しています。

AmazonGOが1月に開店
アマゾンの本社があるシアトルでは"AmazonGO"が1月末にオープンしました。客は、AmazonGOのアプリに表示されているバーコードを入り口の機械にタッチして入店します。店内では、6,000個にのぼるカメラ、センサー等のコンピュータビジョン、AI(人工知能)などを組み合わせて商品を追跡しているため、棚から商品を取ってそのまま外に出るだけで会計が完了する仕組みです。簡単便利な新しい買い物の形に大きな注目が集まっています。
また、中国でも他国に先駆けて実用化を急速に進めており、顔認証での入店・決済が可能な無人コンビニなどが登場。ビッグデータを集積・活用して、小売り産業の回復を目指しています。
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2025年、コンビニ・ドラッグストアはカゴをかざすだけで支払いOK?
日本でも、2017年末にJR東日本が大宮駅(埼玉駅)にて"AmazonGO"型の無人コンビニの実証実験を期間限定で行いました。また、経産省は2025年までに大手コンビニ・ドラッグストアへのICタグを用いた無人レジの導入を発表しました。商品に価格情報などを搭載したICタグを貼り付け、客は買った商品をカゴや袋ごと無人レジにかざすだけで決済が完了するという仕組みを推進するものです。
技術革新によって、日常の当たり前に思っていることも大きく変化する時代になっています。