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いい会社ってどんな会社ですか?

2018年1月12日

鎌倉投信と言う投資ファンド会社をご存知でしょうか?
ホームページを見ると、日本中から探し求めた「いい会社」を紹介します、とあります。投資先は中堅・中小・ベンチャー企業が中心のファンド運用です。

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「いい会社」の基本要件として、これからの社会に必要とされる会社であること、つまり社会課題を解決していく会社だと捉えています。日本が抱えている人口減や少子高齢化などの社会課題は今後他の先進国が向き合わなければならないものばかり。それなら、その課題を克服できる会社は世界最先端の会社と言えます。

その社会課題を解決する価値を産む下地となるのが個々の「人間力」だと考えています。何事も他人ごとでなく「自分ごと」として捉える「人間力」の高さが必要になります。
経営者は社員に指示するだけでなく、経営者自身が異業種のいい会社を視察し、色々な経営者にあって話を聞く、そうした中で、社会のために自社でできることをもっと考えるべきでしょう。そして、社員がどんな会社で働けば幸せを感じるかについて、深く考えた方がいい。

では、どうすれば社員だけでなく全員が幸せになれるか、ポイントは「共通価値」の創出だと考えています。
何のために会社が存在するかをいう問に対する答え、それが「経営理念」です。
幸せにするために何をするかを明確にする、そのうえで、経営者が理念の真意を社員をはじめすべての利害関係者に伝え、浸透し続けなければなりません。
事業のわかりやすさも大切です。専門知識がない一般の人にも何のために、何をしている会社かをシンプルに説明できるかどうか、それができていれば社員の方向性も一致します。