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小善は大悪に似たり。大善は非情に似たり。

2024年7月 2日

この言葉が良く知られるようになったのは、京セラ創業者の稲盛和夫氏が京セラフィロソフィーで語られたことが大きいと言えるでしょう。

稲盛氏の京セラフィロソフィーには次のように解説されています。
人間関係の基本は、愛情をもって接することにあります。しかし、それは盲目の愛であったり、溺愛であってはなりません。

上司と部下の関係でも、信念もなく部下に迎合する上司は、一見愛情深いように見えますが、結果として部下をダメにしていきます。これを小善といいます。「小善は大悪に似たり」と言われますが、表面的な愛情は相手を不幸にします。逆に信念をもって厳しく指導する上司は、けむたいかもしれませんが、長い目で見れば部下を大きく成長させることになります。これが大善です。

真の愛情とは、どうあることが相手にとって本当に良いのかを厳しく見極めることなのです。
税理士事務所もサービス業ですからお客様のご要望に応えることはとても大切です。ただ、小善を重ねるのではなく、非情と思われてもダメなものはダメと言わせて頂きます。
すべてはお客様の黒字決算を達成し、永続して頂くという大善のため。直近でT&Aのお客様の黒字割合は73.7%です。(2024年4月時点)
まずは80%を目指して信念をもって進めて参りますので何卒宜しくお願い致します。