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地方再生への期待が高まる”道の駅”

2016年01月17日

category : 福耳通信 @三宅 真弥

ドライブ中に見かけると、思わず立ち寄りたくなる道の駅。人気の道の駅も数多く、過疎地域の再生モデルとしての期待が高まっています。

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全国に1,000か所以上、経済効果は3,500億円
「道の駅」は、国道沿いに道路利用者のため、24時間無料の駐車場やトイレなどの休憩施設、道路・観光情報の提供施設、特産品特売所などの地域振興施設を備えることを条件に、市町村長からの申請に基づき国土交通省が登録した施設です。
現在、全国に1,079駅あり(平成27年11月時点)、道の駅全体で地方への経済効果は3,500億円と推計されています。

 

地域の産業振興と交流の拠点に
道の駅の中には、地産地消や独自商品の開発などで、多くのリピーターを集め、売上が10億円を超えるような人気の駅もありますが、その多くは、いわゆる過疎地域にあり、売上高2~3億円が一般的といわれています。
一方で、赤字経営を余儀なくされる駅もありますが、道の駅は、地元特産品の販売(生産者所得の増加)、周辺住民への食材の提供(買い物難民対策)、雇用の創出、地元住民の交流の場として、地域での波及効果が大きいとされています。国土交通省は、地域活性化の拠点として、特に優れた道の駅を全国モデルとして紹介しています。

 <全国モデル>

遠野風の丘

(岩手県遠野市)

東日本大震災の沿岸被災地の海産物の販売や沿岸地域の観光情報の発信等で被災地の復興を支援。遠野の郷土料理ひっつみ(小麦粉を使った汁物)などが人気。
もてぎ

(栃木県茨木町)

農家から柚子等を全量買い取り、33種のオリジナル商品の開発・販売を行うなど道の駅を核とした6次産業化。数量限定のエゴマ油が人気。
川場田園プラザ

(群馬県川場村)

人口3,700人の村に年間120万人が訪れる。リピート率は7割。「関東『好きな道の駅』ベスト20」で5年連続1位。
とみうら枇杷倶楽部

(千葉県南房総市)

特産のビワから50種以上のオリジナル商品を開発。道の駅を核とした6次産業化を進める。年間50万人、売上高5億円、雇用創出80人。
萩しーまーと

(山口県萩市)

萩漁港の水揚げ高の15%を販売。地魚のブランド化に成功。観光客よりも地元民をターゲットにした「地産地消」戦略で、年間120万人、売上高10億円。
内子フレッシュパークからり

(愛媛県内子町)

町内の農産物販売額の約15%を販売。生産者自らが運営に携わり、特産品を活かした加工食品の開発販売等、地場農産物にトレーサビリティを導入。約60名の雇用を創出。

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